アロマケアスクール
介護や看護をする側もされる側にも、アロマセラピーで癒しの時間を提供したい。
私たちは、そんな想いから、介護施設で介護アロマボランティアを行ってまりました。
ボランティアを行う中で、施設で働かれている方やボランティアの参加者の方から「もっとアロマを学びたい」というお声をたくさんいただくようになり、ついにアロマケアを学べる「アロマケアスクール」をオープンすることとなりました。
アロマインストラクターと看護師が講師となり、介護や看護現場で活かせるアロマセラピーをお伝えします。ご家族の介護をされている方や、施設で働かれている方におすすめです。
※JAA認定アロマコーディネーター資格のみを取得することも可能です。無料体験も行っておりますので、お気軽にお越しください。
JAA認定アロマコーディネーターカリキュラム
アロマコーディネーターとは、アロマセラピーに関する基礎知識を備え、アロマを安全に生活に取り入れることができる方であることを示す、JAAの最もベーシックかつオールマイティなライセンスです。アロマコーディネーターライセンス取得者は、アロマショップやサロンの開業、アロマ関連セミナーの開催など、アロマを広く普及、啓蒙するために、このライセンスを活用していただくことができ、またJAAより様々な活動支援が受けられます。
レッスン | カリキュラム | 内容 | 作るもの 精油 |
1 | アロマセラピー概論 | アロマセラピーの活用と注意事項 | バスソルト イランイラン・オレンジ |
2 | アロマセラピー概論 | アロマセラピーの活用と注意事項 | バスソルト イランイラン・オレンジ |
3 | アロマセラピー概論 | アロマセラピーの活用と注意事項 | バスソルト イランイラン・オレンジ |
4 | アロマセラピー概論 | アロマセラピーの活用と注意事項 | バスソルト イランイラン・オレンジ |
5 | 人間の脳と嗅覚 | 人間の脳と嗅覚 香りが脳に与える影響 |
フェイスパック サンダルウッド・シダーウッド |
6 | フェイシャルトリートメント理論 | フェイストリートメント 精油の皮膚への吸収 |
フェイシャル用トリートメントオイル ジャスミン・ジュニパー |
7 | アロマセラピーと精油の歴史 | 香りの歴史 世界でのアロマセラピーの使われ方 |
ハンガリーウォーター ゼラニウム・ティーツリー |
8 | 精油の安全性 | 精油の安全性と危険性 | マウスウォッシュ ネロリ・パチュリ・ブラックペッパー |
9 | 精油の心身に対する作用 | 精油の作用 呼吸器系、自律神経系、泌尿器系 |
ヘアパック フランキンセンス・ペパーミント |
10 | ボディトリートメント理論 | オイルトリートメントと循環器系 リンパの流れとリンパ節 |
ボディトリートメント ベルガモット・ベンゾイン |
11 | ルームフレグランスと香りの心理 | 香りの精神的作用 | エアーフレッシュナー マージョラム・ミルラ・メリッサ |
12 | 香水(フレグランス)概論 | パフュームの知識と香りの分類 | オリジナル香水 ヤロウ・ユーカリ |
13 | 精油に含まれる成分 | 精油の成分を類ごとに知る | 歯磨き粉 ラベンダー・レモン |
14 | 精油の禁忌を示す成分 | 精油の禁忌の理由を成分から考える | クリーム レモングラス・ローズ |
15 | アロマセラピーに関する法令 | アロマビジネスにかかわる法律 | - ローズウッド・ローズマリー |
JAA認定アロマコーディネーターカリキュラム
超高齢化社会を迎える日本。これから知っておくべき基礎知識
アロマケアとはどういったものか、介護・看護現場で使えるアロマセラピーの基礎知識を学びます。
レッスン | カリキュラム | 内容 | 詳細 |
16 | 介護保険の仕組みと介護アロマの役割 | 介護の流れ、具体的な施設の導入例 | 居宅・訪問・看護の仕組み、病院や有料老人ホームでの事例 |
17 | 介護・医療現場におけるアロマと症例検証 | アロマの効能を科学的な根拠より説明、介護アロマのいろいろ | エビデンスから見る効果効能の解析 実技:介護アロマクリーム・ハンドケア |
アロマケアスクールオリジナル アロマケア講座(応用)
さらに介護の知識・解剖生理の知識を深める
身体の機能や仕組みを理解したうえで、安全にアロマテラピーを介護や看護現場に取り入れる方法を学びます。
レッスン | カリキュラム | 内容 | 詳細 |
18 | 呼吸・循環について | 呼吸のメカニズム 血液循環・リンパ循環 |
肺炎予防:ミントのハーブを使った、歯磨き・スワブの実践。 唾液腺マッサージ・リンパドレナージュの体験 |
19 | 消化器について | 消化管の働きについて | むせ込み予防:とろみ剤を使用して、飲み込みやすさの違いを体験。 自分でできる腸セラピー |
20 | 泌尿器・内分泌について | 腎臓(濾過)の働きについて ホルモンについて |
むくみ予防:自分の症状に合わせてアロマをブレンドし足浴します。 尿漏れ予防:骨盤底筋群強化体操 |
21 | 感染について | 介護現場でよく耳にする感染症の理解 自分を守る予防方法・対処方法 |
感染予防:ブラックライトを使用して、洗い残し部分を確認します。 抗菌ジェル作り |
22 | 認知症・ターミナル期について | 脳の仕組みについて 認知症への理解・ターミナルケア |
認知症予防:簡単な認知チェック 物忘れにおすすめの芳香浴のご紹介 |
講師からのメッセージ
私はアロマセラピーを始めてから10年以上になりますが、興味を持ったきっかけは、単に「香りが好き」で「美容に役立てる」ということだけでした。
アロマセラピーを学ぶことにより、「香り」は奥深く神秘的な魅力で溢れており、さらにアロマセラピーの仕事に携わることで、自分やお客様の心身の変化に気が付くようになりました。
今は介護の仕事にも従事しており、介護現場での「香り」の必要性を痛切に感じています。
超高齢化社会の現代では、65歳以上の高齢者が日本の人口に占める割合は4人に1人と言われており、そのうち75歳以上の後期高齢者においては、約3割の方が要介護認定を受けており、認知症を患う方も増加の一方を辿っています。
少子高齢化の中、介護の問題はご本人や家族、医療や介護の専門職、行政や地域住民など全てに関わる問題です。
アロマセラピーは、手軽に行える副作用が少ない代替療法の一つです。
私は、介護や医療に携わる方々の心身の疲れやストレスに対し、アロマセラピーを広めたいという想いで活動を行っています。 日常生活に「香り」を取り入れたい方、趣味で楽しみたい方、美容や健康に興味のある方、資格を取って将来お仕事に活かしたい方、幅広い年齢層の方など、アロマテラピーを始める目的は様々だと思います。
アロマケアスクールは、お一人お一人のペースに合わせた授業のペースや医療看護や介護の現場での経験を踏まえた現実的かつ実践的な講習を企画、実行できるよう努力していきたいと考えております。